スギ花粉症と、いろいろな病気の解説シリーズについて

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まだ朝夕寒い日もありますが、少しずつ日中は温かい日もみられるようになってきました。気温が上がると共に花粉も気になるシーズンです。スギ花粉の飛散開始日とは、「1月以降1平方センチメートル当たり1個以上のスギ花粉を2日以上連続して観測した最初の日」とされ、2月8日の東京都の花粉情報によりますと、都内の観測2か所において「2月6日」からスギ花粉飛散開始が確認されたとの報道が見られています。気温の上昇と共に都内各所においてもスギ花粉の飛散が開始となると思われます。

今年は新型コロナ感染症の蔓延もあり、スギ花粉症をお持ちの方はより注意が必要かと思われます。早目の対応(マスク、メガネ、必要に応じて薬の使用)をお願いいたします。

また、この時期には鼻汁、咳などの症状があると、花粉症かコロナを含めた風邪症状か区別しにくい場合もあります。発熱、膿性鼻汁などを伴う場合は、単なる花粉症でない場合もあり、かかりつけ医にご相談ください。

先日、「いろいろな病気の解説シリーズ」で「胃食道逆流症について」「眼振についてー解剖と生理に関するチョット詳しい話―」を追加しました。病気の対応の他に、「なんでそうなるの?」といった内容も記載しています。ご興味のある方はご覧になってください。また、花粉症の時期に即して、鼻の病気の関連した「嗅覚障害について」「鼻処置について」も作成しましたので、近日中に掲載する予定です。これもご興味のある方はご覧になってください。

では、春の訪れも待ち遠しいですが、引き続きマスク着用をしていただくことでコロナウイルス、スギ花粉に対する対応もお忘れなくお願いいたします。